視覚障がいをもつパラアスリート(やり投げ)の政成晴輝(まさなり はるき)選手にお話を聞き、投てきをみせていただきました。政成選手は、小学校3年生で野球を始め、甲子園を夢見て高校でも大好きな野球がしたいと鳥取県の野球の強豪校を目指しました。その学校に合格決定後、視力が低下する病気を患いましたが、野球部に所属し、ノッカーとしてチームを支えました。(在学時2回甲子園出場)その後、パラアスリートとしてやり投げを始め、今年の6月には54m14の日本新記録を出し、2020年パラリンピックでのメダルを目指しています。
「不屈」をテーマに、病気になった時の辛さを乗り越えたことや、高校野球部でノッカーとして成長するために努力したこと、「人として…」人のためにがんばる気持ちを忘れずに取り組んだこと、視覚障がいはあるけど「やってみる」挑戦する気持ちでがんばったことをお話してくれました。
その後、運動場で投てきの技を見せてくれました。ソフトボール投げで80mを超え強肩ぶりを見せてくださり、実際にやり投げの技も見せてくださいました。
政成選手の活躍を支えるもとになっている気持ちを受けとめ、政成選手に負けずに自分もがんばれる気持ちを少しでも持ってください。